移動用にキックボード買ったらけっこう便利だった話

Naoyuki Hirasawa
6 min readSep 18, 2017

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サラリーマンLIFE

in 城ヶ島

※続編を書きました。

※エアタイヤ式のキックボードにすると振動が減って快適な話

2ヶ月ぐらい前にキックボードを買ってみたんですが、感想をつらつらと書いてみます。

そもそも以前の私は自転車での移動をメインにしており、学生時代は北海道縦断のような長距離旅行もしたりしておりました。しかし、社会人になってからはまとまった休日が取れなかったり、自宅のアパートの構造上自転車が出しにくかったり(一番の原因)、久しぶりに乗ろうと思ったら前後タイヤが両方ともパンクしていたりと自転車に全然乗らない生活が続いておりました。

でも、近場を買い物等で移動する際や週末どこか出掛けた際に何か楽に動けるツールはないかなあ、と常々思っていたのです。一応、ペニー(小さなスケボー的なやつ)は持ってるけどそこそこテクニックが必要になるので、遊びならともかく普段使いは難しいという感じです。

そこで目をつけたのがキックボード。

ハンドルが付いている分スケボーより操作しやすそうだし、持ち運びも自転車よりはずっと楽そう。

始めは比較的価格も安めなJDRazorシリーズとかでいいかなあって思ってました。評判もそんなに悪くなさそうだし。

でも色々調べていくうちに、どうせ買うならもう少しカッコ良さげなやつがいいなあとか、ちょっとした旅行でも使える耐久性があるやつがいいなあ、とか欲がちょっとずつ出てきたのです。

それで、見つけたのがスイスのキックボードメイカー、m-cro(マイクロ)製のものでした。このメーカーはキックボード界じゃ世界的に有名な会社だそうです。ラインナップも豊富で、子供向けのものから大人向けクルージング用、トリック用、そしてキックボードとスーツケースが一体になったよく分からないやつなどたくさんあります。日本支社もあるっぽいです。

とはいっても、買うの初めてだしそんなに予算もないということで、公式オンラインストアから比較的低価格の初心者向けっぽいモデルで大人も乗れそうなやつをチョイスしてみたらマイクロ・スピード・プラスというやつになりました。

デザインは一番スタイリッシュっぽいピュアシルバーにしてみました(というか、私が注文した時はこれしか在庫がありませんでした)。値段は17,800円とマイクロ製の中では低価格ですが、他メーカーのお子様向け?っぽいやつとはまた別格という感じですね。

注文後、家に届いたときは本体が折りたたまれた状態でやってきました。同梱されていた取扱説明書が適当すぎてなかなか組み立てられずイライラしたのですが、なんか色々触ってたら何とかなりました(折りたたみ部分、六角ボルトの頭っぽい箇所を二箇所同時におすとハンドルが持ち上がる……)。

折りたたみ状態、なんだこのアスペクト比は。

ちなみに折りたたんだ状態だと小型のキャリーバッグ?ぐらいのサイズになり家にも置けるので、外に置きっ放しにしなくてすみます。自転車はサイズ的に室内に置けず、雨風にやられる結果に……

さっそく試し乗りしてみたのですが、始めは少しバランス取りにくかったもののすぐ慣れました。ブレーキは後輪のみで片足を浮かして踏む必要がありますが、これもすぐ慣れます。

ただタイヤ(ウィール)の素材的に路面状況をもろに受けるのでガタガタの道だとすごく揺れるしスピードも落ちます。あと長時間乗ってるとハンドルを握る手も痺れてきます(中には自転車と同じようなエアタイヤもあるっぽい)。

あと意外だったのが、思ったより疲れますねコレ。まあ、ずっと足で漕ぎ続ける必要があるので当たり前なのですが。

色々書きましたが、ある程度きれいに舗装されたとこならすごく快適に移動ができます。何より乗ってて楽しい(これ大事)。

あと、簡単に折りたためるので電車移動もしやすいです。満員電車は少し気がひけるけど……

新幹線の荷台に載せる図

自転車も輪行すれば電車に載せられますが、タイヤを取り外す手間や車内での場所取りなど色々大変なことが多いので、その点をあまり気にしなくてよいというのはとても精神的に楽です。

トータルで評価するとキックボード買ってよかったなという気持ちでいっぱいであります。通勤・通学にも使えますし、休みの日はキックボードと一緒にどこかお出かけしてみるのも楽しいですよ。

法律的に公道での使用を禁止されているわけではなさそうなのですが、どっちにしろ人混みでは乗らないようにしましょう。

キックボードでトリックを決めてみたいという新たな欲も出てきたのですが、その際は新しいやつを購入する必要がありそうですねえ。

以上です。

続編はこちら

ミニスタンド付いてて自立すんねん

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Written by Naoyuki Hirasawa

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